ニカラグア エル・ナランホ農園 ジャバニカ フルウォッシュド

エル・ナランホ農園は、バジャダレス・ファミリーが所有する小規模農園で、30年以上に渡りマラカトゥーラを中心に様々な品種を育ててきました。自社のウェットミルを備え、高いプロセス技術を誇るこの農園は、Cup of Excellenceを複数回受賞するなど、素晴らしい実績を持っています。

このコーヒーの魅力は「爽やかな酸味」と「穏やかなハーブの香り」です。温度の変化とともに、それぞれの表情を存分に楽しむことが出来ます。

抽出直後の温かいうちは、赤リンゴを思わせる明るく心地よい酸味が広がります。Scropが得意とする中煎りに仕上げる事で、キャラメルのような甘さが引き立ち、絶妙なバランスに調和しています。

冷めてくると、テロワール由来のハーバルなニュアンスが穏やかに現れ、アップルティーのような風味へと変化していきます。さらに、香ばしいナッツの甘さも加わり、より奥行きのある甘さが感じられます。

ニカラグアのコーヒーと、インドネシアを発祥とする品種「ジャバニカ」は、どちらもハーバルな風味が特徴的です。今回のエル・ナランホでは、酸味とハーブ感の2つの要素が調和し、上品な味わいに仕上がっています。

穏やかな酸味と心地の良い甘さが感じられる、日常に寄り添う一杯。Scropならではのシングルオリジンを、ぜひご堪能下さい。

【美味しく抽出するポイント】
Scrop推奨のレシピはもちろんですが、普段よりやや濃いめ（コーヒー粉15g：お湯225g）で抽出すると、キャラメルのようなコクがより一層引き立ちます。